やるべきことがたくさんあるのに、ついSNSを開いてしまう。気づけば何時間も経っていて、「また時間を無駄にしてしまった…」と自己嫌悪に陥る。そんな経験、ありませんか?
私たちがスマホを手に取るのは「自分の意思」だと思いがちですが、実は脳から出る快楽物質(ドーパミンなど)によって、ある種“操られている”ともいえます。SNSの通知や新しい投稿は、次々と私たちの好奇心を刺激し、「もっと見たい」「次は何があるだろう」とついついスクロールを止められなくなるのです。
こうした行動が積み重なると、本来やるべき作業や学習がどんどん後回しになり、あっという間に数時間が過ぎてしまいます。これは本当に危険なことです。
SNSで学べることは意外と少ない
YouTubeやInstagramなど、動画や情報を得られるサービスは一見「学習に役立つ」と考えがちですが、実際のところ得られるものは限られています。もちろん有益なチャンネルやアカウントも存在しますが、それ以上に娯楽性の高いコンテンツが圧倒的多数を占めているのが現実です。
SNSは「新しい情報が常に更新される」という刺激で私たちを引きつけ、気づいたら目的もないまま時間を消費してしまいがちです。
時間を浪費してしまう仕組み

SNSに数時間を費やす原因は、主に以下のような仕組みが働いているからです。
- ドーパミンの分泌
- 新しい投稿を見るたびにワクワクや期待感が生まれ、脳は「もっと見たい」「次が気になる」と感じます。
- 常に更新される情報の洪水
- 次々と出てくるおすすめ動画や投稿によって、無限にスクロールできる状態が作られ、終わりが見えません。
- 手軽さ・隙間時間の誘惑
- スマホはいつも手元にあり、ワンタップでSNSにアクセスできます。ちょっとした休憩のはずが、何十分・何時間も浪費してしまうのはよくある話です。
「本当の学び」に集中するために

今この瞬間に自分が学ぶべき教材があるのなら、それに集中することが最も有意義です。参考書やオンライン講座など、きちんと学習目的が定まった教材から得られる知識は、SNSで得られる断片的な情報とは比べものになりません。
もちろん、SNSが悪だと言いたいわけではありません。大切なのは「使い方」と「使う時間のコントロール」です。必要なときに必要な情報だけを得られるよう、以下の対策を試してみましょう。
- 通知をオフにする
- アプリからの通知をすべてオフにするだけで、SNSを開く回数は大幅に減ります。通知が来ないというだけで、脳が「今チェックしなくても大丈夫」と判断しやすくなるのです。
- SNSを利用する目的を明確にする
- 「友人の近況を知るため」「情報収集のため」など、明確な目的と時間制限を決めてSNSを開きましょう。目的なくダラダラと見るのをやめるだけで、時間を有効活用できます。
- スマホを物理的に遠ざける
- スマホを机の上や手元に置かず、視界から外しましょう。勉強部屋にスマホを持ち込まないのも効果的です。
- 一日のスケジュールを立てる
- 勉強や作業時間を先に確保し、終わった後の「ご褒美タイム」にSNSを見たりする習慣を作ると、メリハリがつきます。
- 学習ログや成果を可視化する
- 学んだことのメモや学習時間を記録しておくと、「ちゃんと成果を出している」という実感が得られ、SNSに逃げる回数も減ります。
まとめ
SNSは便利で楽しいものですが、私たちの貴重な時間を奪いかねません。特に学習や仕事など「今やるべきこと」がある人にとっては、脳が快楽を感じるままにSNSを見続けるのは危険な習慣です。
本当に学びが必要なら、しっかりとした教材を使い、目的を持って勉強することが何よりも有意義。ぜひ、SNSの使い方を改め、時間を有効に活用してみてください。賢い時間の使い方を身につければ、自分の成長を実感できるようになり、勉強や仕事がどんどん楽しくなっていくはずです。